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証券外務員一種資格の勉強方法5選!1か月で合格したノウハウを公開

「証券外務員試験の勉強方法が知りたい」

「金融機関への就職で資格を取らないといけない」

この記事は、そのような方に向けて書いています。

証券会社や銀行で働くには証券外務員の資格が必須であり、試験勉強を避けては通れません。

試験では金融商品や経済・法律などの分野から出題され、難しく感じる方も少なくないでしょう。

しかし、証券外務員試験はポイントを押さえて勉強すれば、誰でも合格できる資格です。

そこで、本記事では証券外務員一種に1か月で合格した筆者が、おすすめの勉強方法と試験対策のポイントを解説します。

本記事が、あなたの試験対策に役立てれば幸いです。

そもそも証券外務員資格とは?

証券外務員資格とは、顧客に対して株や投資信託など金融商品を販売する際に必要な資格です。

試験に合格したら証券外務員資格が取得できますが、実際に業務を行うには金融機関に所属して金融庁に登録する必要があります。

反対に、資格を保有していないと金融商品の販売が行えず、証券会社や銀行で働くことができません。

なお、証券外務員資格は一種と二種にわかれていますが、一種はほぼすべての金融商品が取り扱えるため金融業界を志望する方は一種の取得がおすすめです。

また、証券外務員資格は受験資格がなく学生でも受験ができるので、金融業界を志望している方は早い段階で取得しましょう。

証券外務員一種の試験概要

ここでは、証券外務員一種の試験概要を解説します。

試験を攻略するためにも、出題科目や出題形式などを事前に確認しましょう。

出題科目

試験の出題科目は、次の通りです。

「法令・諸規則」

・金融商品取引法及び関係法令

・金融商品の勧誘・販売に関係する法律

・協会定款・諸規則

・取引所定款・諸規則

「商品業務」

・株式業務

・債券業務

・投資信託及び投資法人に関する業務

・付随業務

・デリバティブ取引

「関連科目」

 ・証券市場の基礎知識

 ・株式会社法概論

 ・経済・金融・財政の常識

 ・財務諸表と企業分析 

 ・証券税制 

 ・セールス業務

試験は、金融商品・経済・法律など様々な分野から出題されます。

初めは聞いたことがない用語も多いですが、テキストや問題集を繰り返すうちに慣れてくるでしょう。

また、出題科目ごとに配点が異なるため、試験勉強を始める前に配点の確認を行ってください。

出題形式

証券外務員試験はCBT方式を採用しており、コンピュータを使って試験を行います。

また、試験は〇×方式と五肢選択方式で出題され、問題数と配点は次の通りです。

方式問題数配点
〇×方式70問1問2点
五肢選択方式30問1問10点(五肢択二は各5点)

試験では、440点満点の7割である308点以上で合格です。

また、五肢選択方式の配点が300点と高く、五肢選択方式の攻略が合格のカギといえるでしょう。

なお、証券外務員一種の試験時間は2時間40分です。

証券外務員は難しすぎる?試験の難易度とは

ここでは、試験の合格率と難易度を解説します。

直近2年の合格率は、次の通りです。

2022年

種類証券外務員一種証券外務員二種
受験者数4,533人2,413人
合格者数3,198人1,700人
合格率70.5%70.5%

2021年

種類証券外務員一種証券外務員二種
受験者数4,690名2,846名
合格者数3,365名2,006名
合格率71.7%70.5%

参考:日本証券業協会「過去2年間の受験者数、合格者数及び合格率」

証券外務員試験では金融や経済・法律などの分野から出題されるため、馴染みのない方は難しすぎると感じるでしょう。

しかし、上記の通り証券外務員資格は合格率が70%を超えており、試験対策を怠らなければ取得できない資格ではありません。

大学時代に金融や経済を専攻している方は有利ですが、それ以外の学部の方も合格しているためしっかり勉強して証券外務員資格を取得しましょう。

証券外務員一種試験の対策ポイント3選

証券外務員試験のポイントは、次の3つです。

・試験日を先に決める

・試験の配点を確認し優先順位を決める

・試験では満点を目指さない

上記3つは、筆者が受験する際に意識したポイントです。

証券外務員試験に挑戦する方はぜひ参考にしてください。

試験日を先に決める

試験対策のポイントは、試験日を先に決めることです。

証券外務員試験はCBT方式を採用しており、自分で試験の日程と会場を設定できます。

試験の日程を先に決めると、学習計画が立てやすかったり試験勉強を先延ばしにしたりすることを防げるでしょう。

そのため、証券外務員試験に挑戦することが決まったら、試験の日程と会場を確認しましょう。

なお、試験は全国の試験会場で土日を除いてほぼ毎日実施されています。

自分の都合が合うときに、試験日を設定しましょう。

ちなみに筆者は入社予定の証券会社の指示で、勉強開始から1か月後に試験日を設定しました。

試験の配点を確認し優先順位を決める

証券外務員試験では、配点の確認が最も重要です。

試験は440点満点ですが、科目や出題形式によって配点が異なります。

配点が高い科目は、次の5科目です。

52点:株式業務

46点:協会定款規則

42点:先物取引

40点:債券業務

32点:投資信託、投資法人に係る業務

反対に配点の低い科目は、次の通りです。

12点:取引所定款諸規則

10点:セールス業務

10点:付随業務

10点:証券市場の基礎知識

6点:金融商品の勧誘、販売に関する法律

証券外務員試験では試験科目ごとに大きく配点が異なる特徴があるため、配点の高い科目を重点的に勉強することで短期間でも合格が目指せます。

科目ごとの配点は、勉強を始める前に確認しましょう。

試験では満点を目指さない

合格点を目指した勉強をする点も、大きなポイントです。

他の資格取得でも共通する点ですが、証券外務員試験も満点でなく7割以上の得点で資格取得ができます。

例えば、証券外務員試験では440点中300点を五肢選択方式の問題が占めています。

合格ラインが308点なので、五肢選択方式を攻略できれば合格の可能性が高まるでしょう。

さらに、上述した通り科目ごとに配点が異なり、配点の高い科目を重点的に学習すれば合格しやすくなります。

そのため、短期合格を目指したい方は的を絞って学習するとよいでしょう。

筆者は配点の低い科目は一切勉強していませんが、試験では411/440で合格しました。

証券外務員一種のおすすめ勉強方法5選

証券外務員試験のおすすめ勉強方法は、次の5つです。

・テキストを読み込む

・問題集を繰り返す

・ノートを活用する

・模擬試験を受ける

・アプリを活用する

勉強方法は人によって相性があるため、上記を参考に自分に合った方法で学習しましょう。

1冊テキストを読み込む

証券外務員試験の勉強をする際は、1冊のテキストを活用しましょう。

テキストは1冊あれば試験内容を網羅できるため、複数のテキストを購入する必要はありません。

初めは馴染みのない用語が多いため難しく感じる方もいますが、繰り返し読むことで内容を理解できます。

そのため、1つの科目をじっくり読む必要はなく、理解できなくてもよいので素早く読むことを意識しましょう。

問題集を繰り返す

テキストの読み込みだけでなく、問題集を繰り返し解くことも重要です。

テキストでインプットした知識は、問題集を使ってアウトプットすることで知識が定着しやすくなります。

また、証券外務員試験は問題集とほとんど同じ形式で出題されるため、問題集を繰り返し解くことが1番の試験対策といえるでしょう。

そのため、テキストと問題集のバランスを意識しながら試験対策を進めることがおすすめです。

筆者は、テキスト2割・問題集8割のバランスで学習していました。

ノートを活用する

証券外務員試験の対策では、ノートの活用もおすすめです。

証券外務員試験では、株式業務や債券・デリバティブ取引業務などの科目で計算問題が出題されます。

そのため、一問一答形式で暗記するだけでなく、計算のプロセスを覚えなければなりません。

特に、計算問題が出題される科目は配点が高いため、計算問題の対策は避けて通れないといえるでしょう。

計算問題の対策には、実際にノートや紙に計算式を書いて問題を解くことが有効なので、ひたすら手を動かして数をこなしましょう。

なお、実際の試験ではペンと計算ができるメモ用紙が渡されます。

模擬試験を受ける

証券外務員は、模擬試験が実施されているのでぜひ活用しましょう。

模擬試験を活用すれば、自分が合格点に到達しているかを確認できます。

また、合格点に到達していなくても自分の苦手分野や弱点を客観的に分析できるため、その後の試験勉強の役に立つでしょう。

模擬試験は下記のサイトから実施できます。

フィナンシャルバンクインスティテュート株式会社「証券外務員無料模擬試験」

テキストや問題集の学習がある程度進んだら、模擬試験に挑戦しましょう。

アプリを活用する

忙しい方や時間がない方は、アプリを使って勉強することもおすすめです。

証券外務員資格は試験対策問題集アプリがリリースされており、スマホやタブレットからでも勉強可能です。

そのため、アプリを活用すれば電車の移動中や食事の待ち時間など、隙間時間を有効活用できるでしょう。

また、アプリは科目ごとに一問一答形式で出題され、自分の苦手分野を集中的に勉強できます。

アプリはiPhone版とandroid版でリリースされているため、受験される方はアプリも活用しましょう。

証券外務員一種おすすめのテキスト

証券外務員一種のおすすめテキストは、「うかる! 証券外務員一種 必修テキスト」です。

こちらのシリーズは日経BP社が出版しており、証券外務員試験対策のテキストで8年連続売上1位と人気の高いテキストです。

難解に思える問題も図表や例題を用いて丁寧に解説しているので、初心者でも理解しやすい内容となっています。

さらに、重要・注意・ひっかけなどアイコンの表示も豊富で、試験の対策がしやすい1冊です。

証券外務員試験の対策をする際は、「うかる! 証券外務員一種 必修テキスト」を活用して試験の対策をしましょう。

また、同じシリーズに「うかる! 証券外務員一種必修問題集」があるため、一緒に購入することがおすすめです。

証券外務員一種試験は通信講座の活用もおすすめ

証券外務員一種の試験対策では、通信講座の活用もおすすめです。

通信講座ではプロの講師が試験のポイントをわかりやすく解説しているので、独学よりも効率的に学習できます。

また、オンラインで学習が可能なため、隙間時間を活用して勉強できる点も通信講座の魅力です。

独学で資格取得が不安な方は、通信講座も検討しましょう。

おすすめの通信講座

・STUDYing

・TAC

STUDYing

STUDYingは、忙しい方や早く資格を取得したい方におすすめです。

STUDYingの証券外務員試験講座は、すべてがオンラインで完結しており、隙間時間や移動時間などでも勉強できます。

さらに、証券外務員一種の対策講座は受講費用が8,900円と、リーズナブルな点も魅力的といえるでしょう。

STUDYingは証券外務員以外の講座も実施しており、累計で10万人以上が利用している人気の高い資格講座です。

通信講座選びに悩んだら、STUDYingを活用するとよいでしょう。

TAC

証券外務員一種の試験対策では、TACの通信講座もおすすめです。

TACは通学制の資格予備校として有名ですが、通信講座も実施しています。

資格予備校として高い実績があり、一流の講師陣による授業を映像で受けられる点は魅力的です。

証券外務員一種コースの費用は15,000円とSTUDYingと比較して高価ですが、一流講師の授業だけでなく質問への解答や自習室の利用などサポートも充実しています。

効率よく試験の対策を進めたい方は、TACの通信講座も検討しましょう。

証券外務員一種はしっかり対策すれば合格できる!

証券外務員一種は合格率が70%を超えている資格であり、しっかり対策すれば必ず合格できます。

試験では科目によって配点が異なるため、配点の高い問題を重点的に勉強しましょう。

証券外務員の資格は証券会社や銀行で働く際に必須になる資格なので、受験に挑戦する方は効率のよい勉強方法で合格を目指してください。

  • この記事を書いた人
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藤田けんと

27歳千葉県在住のWebライター
これまでに100以上の記事を執筆

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職歴
証券会社:営業
税理士法人:財務コンサルタント
フリーランスWebライター

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